『ポケットモンスター』第38話のストーリー
[1]
○Aパート
旅を続けるサトシ達は、マッチャシティに到着した。
旅の疲れが溜まったピカチュウをポケモンセンターに連れて行くサトシ達だったが、何故かポケモンセンターはパニック状態になっていた。
ジョーイさんに話を聞くと、どうやらポケモンセンターのポケモン転送システムが故障して、正常にポケモンを転送できない状態らしいのだ。
すると、原因を究明していたポケモン転送システムの開発者である秋葉原博士が、モニター上で何かを見つけた素振りをした後、大急ぎでポケモンセンターを出て行ってしまった。
気になったサトシ達が秋葉原博士の研究所へ行くと、秋葉原博士のポリゴン状の巨大な顔が出迎える。
ピカチュウが電撃で攻撃するものの、ポリゴン状の巨大な顔はあっという間に元通りに戻ってしまう。
タケシが立体映像装置を発見したため、秋葉原博士が種明かしをしてサトシ達を研究室に迎え入れる。
そこでは、秋葉原博士がポケモン転送システムの故障の原因を解明していた。
それによると、ロケット団が現実世界と電脳世界を往来できる能力を持つポリゴン零号機を盗み出して、秋葉原博士の開発した巨大転送マシンを使って電脳世界へ入り込み、ポケモンの転送回線からポケモンを盗んでいると言うのだ。
その状態でワクチンプログラムを実行すれば、ポケモン転送システムは回復するが、ワクチンプログラムによってウイルスだと認識されたロケット団は死んでしまう。
そんなわけで、ロケット団を助け出すために秋葉原博士によって半強制的に電脳世界へ送り込まれたサトシ達は、モンスターボールを転送しているネットワークハイウェイでロケット団を発見する。
ロケット団はネットワークハイウェイを通行止めにしてモンスターボールを盗んでいる最中だったが、そこへサトシ達が乗ったポリゴン初号機が到着。
ロケット団のマタドガスとアーボックがポリゴン初号機と戦うが、ポリゴン初号機のテクスチャーによって敗北してしまう。
マタドガスとアーボックの下敷きになったムサシは、仕方なくポリゴン零号機を取り出す。
ポリゴン初号機とポリゴン零号機の戦闘は、同じ種類のポケモン同士ということもあってなかなか決着がつかなかったが、最後は一枚上手のポリゴン初号機が勝利を勝ち取る。
ロケット団が遠くへ吹き飛ばされている間に、サトシ達はロケット団が作ったバリケードを解除し、無事にモンスターボールが流れるようになった。
喜ぶサトシ達だったが、ポケモンセンターが転送プログラムにアクセスしているのを秋葉原博士が発見する。
事情を知らないポケモンセンターのジョーイさんが、中央センターのプログラマーを呼んで、強力なワクチンソフトを打ち込んでもらっていたのだ。
○Bパート
秋葉原博士はワクチンソフトが打ち込まれたことをサトシ達に知らせるが、ワクチンソフトは目前に迫っていた。
サトシ達はポリゴン初号機に乗って逃げる途中で、戻って来たロケット団と出会う。
サトシはロケット団に逃げるように言うが、その時、ワクチンソフトがミサイルを発射！
ミサイルはバリケードに当たり、爆発する。
その爆発を見て慌てたロケット団は、ポリゴン零号機に乗り込んでサトシ達の後を追う。
ワクチンソフトは次々とミサイルを発射するが、間一髪でミサイルを避けるサトシ達とロケット団。
やっと転送ポイントを見つけるサトシ達だったが、ポケモンセンターからの指令で、ワクチンソフトはミサイルより強力なビーム砲を発射！
ビーム砲の余波を受けたロケット団は、強力過ぎるビーム砲の影響によってできたバグの穴に落ちてしまう。
ポリゴン零号機が気を失ってしまったため脱出不可能なロケット団だったが、そこへバグの穴を修復するためにワクチンソフトがやって来る。
このままワクチンソフトの攻撃を受けてしまうと、ロケット団は死んでしまう。
慌てるロケット団に、ワクチンソフトがミサイルを発射！
ミサイルによってバグの穴が塞がって行く中、サトシの判断によりフシギダネがつるのムチでロケット団を救出した。
そのまま転送ポイントへ向かうポリゴン初号機だが、ロケット団を乗せたため定員オーバーになってしまい、なかなかスピードが出ない。
ポリゴン初号機に迫るワクチンソフト。
必死で逃げるサトシ達。
そんなサトシ達に向かって、ワクチンソフトがミサイルを発射！
サトシ達に迫る4発のミサイルに対してピカチュウが電撃攻撃で迎撃し、ミサイルは閃光を放って爆発する（※このシーンがポケモン騒動の原因となりました）。
ところが安心したのも束の間、ピカチュウの迎撃を免れた2発のミサイルがサトシ達に向かって来た！
サトシ達は転送ポイントに入り電脳世界を脱出するが、ミサイルも一緒に転送ポイントへ飛び込んでしまう。
転送ポイントと繋がっている秋葉原博士の研究所は大爆発。
だがサトシ達とロケット団はボロボロになりながらも、どうにか助かる。
ロケット団は相変わらずの捨て台詞を吐きつつも、サトシ達に助けてくれたことに対するお礼を言い、走り去って行った。
爆発で粉々になった研究所と巨大転送マシンを前にして嘆く秋葉原博士に、サトシは励ましの声をかける。
そしてポケモンセンターへ向かったサトシ達は、正常に動いているポケモン転送システムを確認する。
故障の原因を取り除いたのが自分達だという事実は胸の中に閉まい、サトシはピカチュウをジョーイさんに預けるのだった。
『ポケットモンスター』第37話で放送された第38話の次回予告
第38話が欠番となったことで、第38話の次回予告も見ることができなくなってしまいました。
そこでここでは、テレビ東京系列6局の本放送と青森朝日放送・岩手めんこいテレビ・長野放送・岐阜放送・奈良テレビ・テレビ熊本の週遅れ放送のみで放映された、第38話の次回予告ナレーションを記載しておこうと思います。
なお、この次回予告では点滅シーンは使用されていません。
[2]
ポケモンセンターが大パニック！
転送したポケモン達が、途中で盗まれてるんだ。
犯人を捕まえるためには、誰かがコンピューターネットの中へ入るしかない。
よ〜し、その役、オレが引き受けた！
ポリゴンと一緒に電脳世界へダイブだぜ！
次回ポケットモンスター、でんのうせんしポリゴン。
みんなもポケモン、ゲットだぜ！
[3]
『ポケットモンスター』第38話で点滅などが使われているシーン
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◇複数の短いコマの挟み込みなど、細かいところも合わせると、もう少しあるのですが、それらについては問題がないと判断したため、記載していません。 |
○OP
